会議ノートAI文字起こし・議事録ツールの実践ガイド

AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】

公開日:2026年9月11日 最終更新:2026年10月20日 料金の確認日:2026年9月28日 ※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

結論:普段使いは無料のiPhoneのボイスメモ、会議の議事録を毎週まとめるならNottaの有料プラン

文字起こしツールは数が多く、比較記事を読むほど迷います。用途別の答えは次のとおりです。

あなたの状況選ぶべきもの費用
費用をかけたくないiPhoneのボイスメモ無料(上限なし)
その場で話して文字にしたいGoogleドキュメント音声入力無料
月120分の範囲で、話者を分けたいNottaの無料プラン無料
対面の会議(30分以上)を話者つきで毎週まとめるNottaの有料プラン年間14,220円〜(月あたり1,185円)
オンライン会議が中心まず会議ツールの標準機能(Teams・Zoom・Meet)契約しているプランによる
対面の会議・商談が多いAIボイスレコーダー本体2万円台〜(無料枠つき)
会社として全社に導入するLINE WORKS AiNote月額19,800円〜(税抜)

もっとも多いのは上から4番目です。 会議の議事録づくりが目的で、話者を分けたいなら、Nottaの有料プランが現実的な答えになります。とくに対面の会議は会議ツールの文字起こし機能が使えないため、Nottaがいちばん役に立つ場面です。オンライン会議なら、先に会議ツールの標準機能を確認してください。逆に、ひとりの録音をあとから読み返すだけなら、iPhoneのボイスメモで完結し、費用は一切かかりません。

自分がどれに当てはまるか、この図で確かめてください

会議や打ち合わせの音声を、文字にしたい

↓

Q1録音した音声ファイルを文字にしますか?

いいえその場で話して文字にしたいだけなら → Googleドキュメントの音声入力(無料・上限なし)

はい ↓

Q2誰の発言かを分ける必要がありますか?

いいえひとりの録音・自分用のメモなら → iPhoneのボイスメモ(無料・上限なし)

はい ↓

Q3月の合計が120分を超えますか?

いいえ月2時間以内なら → Nottaの無料プラン(無料・話者の分離つき)

はい ↓

Q4対面の会議・商談が多いですか?

いいえオンライン会議が中心なら → Nottaの有料プラン(年間14,220円〜)

はい ↓

Nottaの有料プラン+AIボイスレコーダーも検討
机に置くだけで録音・文字起こし・要約まで進む機器です(本体2万円台〜。無料枠を超える分は利用プラン)

※ 会社として全社に導入する場合は、LINE WORKS AiNote(チームプラン月額19,800円〜・税抜)も対象になります。
※ 機密性の高い会議で音声を外部に送りたくない場合は、Q2以降でも Whisper(自分のパソコンで処理)を選ぶ判断があります。

Q3の「月120分」が、無料と有料の境目です。 週に30分の会議を4回記録すれば、それだけで上限に達します。

⚠️ 料金ページには「1回につき3分まで」という記載もありますが、当サイトが検証した際は、3分17秒の音声が最後まで変換されました。今後も同様な結果となる保証はありません。 詳しくはNottaの評判は?をご覧ください。

なお本記事は、各社の公式サイトに掲載されている料金と仕様を整理したものです。編集部で全ツールを購入して比べた記事ではありません。数字の出どころは各公式サイトで、確認日は記事末に記載しています。

早見表:AI文字起こしツールのおすすめ比較

ツール無料の範囲有料話者の分離録音ファイル向いている人
Notta月120分(公式には1回3分までと記載)年間14,220円〜無料でも可○会議を毎週まとめる人
iPhone ボイスメモ上限なし-×○費用をかけたくない人
Googleドキュメント音声入力上限なし-××その場で話して文字にしたい人
Whisper上限なし(自前で動かす)API利用時は従量×○技術的な作業に抵抗がない人
LINE WORKS AiNote月300分・1回60分(学習利用あり)月額1,440円〜(税抜)無料でも可○学習利用を許容できる人・会社で導入する場合
PLAUD(機器)本体に毎月300分つき27,500円〜(本体)製品による-対面の会議が多い人

Nottaの有料料金は年間プラン・40%割引を適用したときの月あたりの金額です。月払いは別価格になります。

この表で目を引くのは、Nottaが無料プランでも話者の分離に対応している点です。無料で使えるツールの中で、これができるものは多くありません。ただし公式には1回3分までと記載があります。

選び方の判断軸は4つだけ

比較記事を読み比べるより、この4つを自分に当てはめるほうが早く決まります。

1. 録音ファイルを扱えるか

ここで半分が脱落します。 Googleドキュメントの音声入力は完全無料で優秀ですが、「今その場で話す」ことしかできません。 録音済みのファイルは読み込めません。

会議を録音してあとから文字にしたいなら、この時点で対象外になります。

2. 話者の分離が必要か

議事録として使うなら、ほぼ必須です。誰の発言か分からない文字の羅列は、あとから読み返す作業が発生して結局手間が増えます。

iPhoneのボイスメモは無料で上限もありませんが、話者の分離はできません。1対1の取材や自分のメモには十分ですが、複数人の会議には向きません。

3. 月にどれくらい使うか

費用の判断はここで決まります。目安を置きます。

月の利用時間現実的な選択
1時間以下無料で十分です
1〜2時間無料枠と手作業の組み合わせで十分なことが多い
2時間以上有料プランを検討する段階
10時間以上有料プラン、または法人向けサービス

4. 音声を外部に送っていいか

見落とされやすい軸です。クラウド型のサービスは、音声を事業者のサーバーに送ります。

機密性の高い会議を扱うなら、自分のパソコンで動かす方法(Whisper)なら音声を外部に送らずに済みます。iPhoneのボイスメモの文字起こしが端末の中で処理されるかは、Appleの公式ページに記載が見当たりません。社内に規定がある場合は先に確認してください。

目的別のおすすめ

費用をかけたくない人

iPhoneのボイスメモが最有力です。上限がなく、費用もかかりません。録音した音声をそのまま文字にできます。iPhone 12以降が条件です。

手順はiPhoneのボイスメモを文字起こしする方法にまとめています。

無料でどこまでできるかを広く知りたい場合は、文字起こしは無料でどこまでできる?もあわせてご覧ください。パソコンで無料で済ませたい場合はパソコンで文字起こしする方法にまとめています。

会議の議事録を毎週つくる人

Nottaの有料プランが現実的です。話者の分離とAI要約があり、月1,800分(プレミアムプラン)まで使えます。月の合計が120分から1,800分に増えるのが最大の違いです。

ただし、まず無料プランで精度を確かめてから判断してください。無料でも話者の分離は使えるので、自分の会議の音声がどの程度きれいに取れるかは確認できます。

無料プランの制限と有料プランの違いはNottaの評判は?無料プランの限界と有料プランの違いに詳しくまとめています。議事録の書き方そのものは議事録の作り方と書き方のコツをご覧ください。

オンライン会議が中心の人

会議ツール側の機能を先に確認してください。 ZoomもGoogle Meetも文字起こし機能を持っていますが、どちらも無料プランでは使えません。

有料プランをすでに契約しているなら、追加費用なしで使えます。無料プランなら「録画してから文字起こしツールに通す」流れになります。

会議中に発言をその場で読みたいだけなら、Google MeetやTeamsの字幕は無料で使えます。ただし字幕は会議後に残りません。 字幕と文字起こしの違いはリアルタイム文字起こしの方法にまとめています。

また、Microsoft 365を契約しているなら、Wordの文字起こし機能が使えます(月300分・話者の分離つき・追加費用なし)。手順はWordの文字起こし機能の使い方にまとめました。

対面の会議・商談が多い人

対面の会議は、会議ツールの文字起こし機能が使えません。スマートフォンで録音して、誰の発言かも分けて残したいならNottaです(話者の識別は無料プランでも使えます。ただし無料プランのリアルタイム録音は、最初の3分の結果のみ表示と公式ヘルプに記載)。

毎回スマートフォンを置く運用が難しいなら、AIボイスレコーダーという選択肢もあります。録音から文字起こし・要約までを1台で完結させる機器です。

ただし本体代(2万円台〜)がかかり、本体についてくる無料枠(PLAUDは月300分、Notta Memoは月600分)を超える分は、利用プランが必要になります。判断材料はAIボイスレコーダーは買う価値がある?にまとめました。

買うと決めた場合の選び方はボイスレコーダーのおすすめにまとめています。取材や1対1のインタビューが中心なら、インタビューの文字起こし(テープ起こし)を無料でする方法もご覧ください。

会社として導入する人

LINE WORKS AiNoteなどの法人向けサービスが対象になります。チームプランは月額19,800円(年額契約・税抜)で月100時間です。複数人で使うなら1人あたりの費用は下がります。

技術的な作業に抵抗がない人

Whisperは無料で使えます。自分のパソコンで動かすかぎり費用はかかりません。ただし導入に技術的な手順が必要で、話者の分離は標準では対応していません。WindowsやMacの標準機能とあわせた選び方はパソコンで文字起こしする方法にまとめています。

無料で十分なケース/有料が必要なケース

報酬のために有料を推すことはしません。 実際の分かれ目を書きます。

無料で十分です

  • 月の利用が1時間程度まで
  • 1対1、または自分ひとりの録音
  • 誰の発言かを分ける必要がない
  • 多少の誤変換を自分で直せる

この条件なら、費用をかける理由がありません。 iPhoneをお持ちならボイスメモだけで完結します。

有料を検討する段階です

  • 毎週複数人の会議をまとめている
  • 1回の会議が30分を超える
  • 誰の発言かを分ける必要がある
  • 要約の下書きが欲しい

判断の目安は、手直しに使っている時間です。月に3時間を手作業に使っているなら、月1,000円台のプランのほうが安くつく計算になります。時給換算で比べてください。

終了したサービスに注意

⚠️ CLOVA Note βは2025年7月31日にサービスを終了しています。

「無料で高精度」として紹介している記事が今も多数残っていますが、現在は使えません。 後継は LINE WORKS AiNote で、フリープラン(月300分・1回60分)もあります。ただし無料プランでは入力した内容がAIの学習に使われます。詳しくはCLOVA Note終了後に無料で文字起こしを続ける方法にまとめています。

比較記事を読むときは、情報が更新されているかどうかを確かめてください。

何に移ればいいかはNottaとCLOVA Noteを比較する前ににまとめました。

よくある質問

精度が一番高いのはどれですか

当サイトでは実測していないため、順位は付けません。 各社が精度の数値を公表していますが、確かめていない数字を当サイトの見解として書くことはしません。

一般論として、精度はツールの差より録音環境の差のほうが大きく出ます。 マイクを話者に近づける、同時に話さない、固有名詞を先に共有する。この3つのほうが効果があります。

無料プランだけで議事録を作れますか

会議が短く、話者が1〜2人なら可能です。3人以上の会議を毎週まとめるなら、無料枠では時間制限に当たります。

議事録づくりの流れは議事録をAIで自動作成する方法と手順にまとめています。

結局どれを選べばいいですか

会議の議事録が目的なら、Nottaの有料プランです。 ひとりの録音を読み返すだけなら、iPhoneのボイスメモで十分です。迷ったら冒頭の図に戻って、上から順に答えてみてください。無料で試してから決めても失うものはありません。

有料プランは月払いと年払いのどちらがいいですか

年払いの前に、月払いで試すのがおすすめです。 年払いは割安ですが、使わなくなったときの損失が大きくなります。3ヶ月続けて使えているなら、年払いに切り替える判断でも遅くありません。

無料プランから有料に変えるタイミングは

「上限に当たって作業が止まった」と感じたときです。先回りして契約する必要はありません。無料枠を使い切ってから判断しても、失うものはありません。

まとめ

  • ひとりの録音を読み返すだけなら iPhoneのボイスメモ(無料・上限なし)
  • 会議の議事録を毎週つくるなら Nottaの有料プラン(年間14,220円〜の一括払い。まず無料で試す)
  • その場で話して文字にするだけなら Googleドキュメント音声入力(無料)
  • 対面の会議・商談が多いなら AIボイスレコーダーも選択肢(本体2万円台〜。無料枠つき)
  • 無料と有料の境目は 「月の合計が120分を超えるか」(Nottaの無料プランの上限)
  • ⚠️ CLOVA Noteは終了済み。古い比較記事に注意
  • 精度はツールの差より録音環境の差のほうが大きい

料金・機能は2026年9月28日に各公式サイトで確認した内容です。料金は変動しますので、契約前に公式サイトでご確認ください。