会議ノートAI文字起こし・議事録ツールの実践ガイド

Nottaの評判は?無料と有料の違い・無料プランでどこまで使えるか

公開日:2026年9月11日 最終更新:2026年10月31日 料金の確認日:2026年10月31日 ※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

結論:無料と有料の大きな違いは「月120分か1,800分か」と「ダウンロード・翻訳ができるか」

  • 無料プラン(公式の名前は「フリープラン」)で確実な上限は「月120分」(公式の記載とも、当サイトの検証とも一致)。有料のプレミアムは月1,800分
  • 文字起こしデータのダウンロードと、テキストの翻訳は有料プランだけ(料金ページのプラン比較)
  • Web会議の文字起こし(Notta Bot)・話者の識別・AI要約(月10回)は無料でも使える
  • クレジットカードの登録は不要
  • ⚠️ 料金ページには、無料プランは「1回につき3分まで」という記載もありますが、当サイトが検証した際は3分を超える音声が最後まで変換されました

最後の点について、先に正確にお伝えします。

内容
公式の料金ページ「1回につき3分まで文字起こし可能」と記載あり
公式ヘルプ(消費の計算方法)1回あたりの上限の記載なし
当サイトが試した結果(2026年9月18日)3分17秒の音声が最後まで変換された

⚠️ これは1度検証した際の結果で、今後も同様な結果となる保証はありません。 料金ページの記載が残っている以上、制限が効く場合もあり得ます。無料で試せるので、ご自身のファイルで確認してください。

Nottaがいちばん役に立つのは、対面の会議を、誰の発言かも分けて残したいときです。オンライン会議は、Zoom・Teams・Google Meetに文字起こし機能がある場合があり、まずそちらを確認するのが近道です(オンライン会議の場合)。

以下では、確実に言える範囲と、検証で分かったことを分けて書いています。

Nottaはどんなツールか

録音した音声や会議の内容を文字にし、要約まで作るクラウドサービスです。読み方は「ノッタ」。運営はNotta株式会社です。ブラウザとアプリの両方から使えます。

特徴は3つです。

  • 話者の識別に対応している(誰の発言かを分ける)
  • AIによる要約を作れる
  • Zoom・Microsoft Teams・Google Meet・Webexと連携できる

対応言語は58言語と公式サイトに記載されています。

Nottaの無料プランでどこまでできるか

公式サイトに掲載されている無料プラン(フリープラン)の範囲です。

項目無料プラン
月の合計120分(確実な上限)
1回あたり公式には「3分まで」と記載(⚠️ 検証結果もあわせてご覧ください)
ファイルの取り込み50個/月
AI要約10回/月
話者の識別使える
Web会議の文字起こし(Notta Bot)使える(Zoom・Teams・Google Meet・Webex)
2か国語の文字起こし・翻訳月4回まで
1か国語のリアルタイム翻訳月2回まで
単語登録3単語まで
文字起こしデータのダウンロード❌ 有料プランのみ
クレジットカードの登録不要

注目すべきは話者の識別が無料で使える点です。無料で使えるツールの中で、これに対応しているものは多くありません。iPhoneのボイスメモは無料で上限もありませんが、話者の分離はできません。 また、クレジットカードの登録は不要です(料金ページに明記。2026年10月31日に再確認)。

つまり 「無料で話者を分けたい」という条件なら、Nottaは有力な選択肢になります。

Nottaの無料プランはどこで限界が来るか

3つの場面で止まります。

1. 会議を録音したとき(最も多い)

料金ページの記載どおりなら、1回3分の制限があるため、通常の会議はそのまま通せないことになります。

ただし、当サイトが実際に試した結果は違いました。 次の章に検証の内容を書きます。

⚠️ なお、その場で録音しながら文字にする(リアルタイム録音)場合、公式ヘルプには「フリープランでは、最初の3分のリアルタイム音声認識結果のみ表示されます」と明記されています。当サイトの検証は録音済みのファイルを取り込んで行ったもので、リアルタイム録音では検証していません(Nottaのヘルプ)。

2. AI要約を使い込んだとき

無料は月10回までです。週に2〜3回の会議をまとめるなら、月の後半で足りなくなります。

3. 月の合計が2時間を超えたとき

当サイトの検証では、これが最も確実な上限でした。 週に30分の会議を4回記録すれば、それだけで月120分に達します。

消費は分単位で切り上げられます(例:15分13秒の録音 → 16分としてカウント)。また、翻訳や再文字起こしを行うと、同じ長さがもう一度消費されます(16分の音声を翻訳すると合計32分)。思ったより早く減ります。

Nottaの無料と有料の違い

時間と回数の違い

項目無料プレミアムビジネス
月あたりの表示0円1,185円2,508円
実際の請求(年間プラン)-総額14,220円を一括総額30,096円を一括
月の合計120分1,800分無制限
1回あたり(公式の記載)3分5時間5時間
ファイルの取り込み50個/月100個/月200個/月
AI要約10回/月100回/月200回/月

公式の記載のうえでは、無料と有料の差は「1回の長さ」に出ます。 ただし当サイトの検証では、無料プランでも3分を超える音声が変換されました。確実に差が出るのは月の合計時間のほうです(120分 対 1,800分)。

このほかに「エンタープライズ」があり、こちらは要相談です。

機能の違い:プレミアムで増えるもの

時間のほかに、有料プランでしか使えない機能があります。料金ページのプラン比較と、公式ヘルプのプラン別機能一覧に載っている内容です。

機能無料プレミアム
文字起こしデータのダウンロード❌✅
テキストの翻訳(文字起こしのあとで訳文を作る)❌✅
文章校正❌✅
倍速再生・無音スキップ❌✅
単語登録3単語200単語
要約のカスタムテンプレート5個無制限
Google Drive・Dropbox・OneDrive・Boxとの連携❌✅
プライバシーモード(デスクトップ版)❌✅
会議に入るBotの表示名の変更・録音通知の非表示❌✅

実際の使い方で効いてくるのは、上の2つです。

  • ダウンロード:文字起こしをファイルとして保存し、ほかのソフトで議事録に仕上げたい人は、有料プランが必要になります
  • テキストの翻訳:英語の会議を文字にしたあと日本語に訳したい人は、有料プランが必要です。ただし、その場で訳す「リアルタイム翻訳」は無料でも月2回まで使えます。英語まわりは英語を文字起こし・翻訳する方法にまとめました

逆に、Web会議にBotを入れて文字にすることは無料でもできます。手順はWeb版とBotでWeb会議を文字起こしする手順にあります。チームで使うための機能(メンバー管理・チーム内の共有など)はビジネスプラン以上です。

料金表示に注意してください

⚠️ 上の月額は「年間プランを40%割引で契約したときの、月あたりの金額」です。 月払いを選ぶと別の価格になります。

「月額1,185円」という表示だけを見て月払いのつもりで申し込むと、契約時に14,220円が一度に請求されて驚くことになります。 毎月1,185円ずつ引き落とされるわけではありません。契約画面で、年払いか月払いかを必ず確認してください。

当サイトとしては、まず月払いで試すことをおすすめします。年払いは割安ですが、使わなくなったときの損失が大きくなります。3ヶ月続けて使えているなら、年払いへの切り替えを検討しても遅くありません。

月120分を超えて使うかどうかが、いちばん分かりやすい分かれ目です。 まず無料プランで精度と使い勝手を確かめてから判断できます。

評判として語られていること

Nottaについてよく言及される点を整理します。ただし当サイトで確かめた内容ではないため、「そう言われている」以上のことは書きません。

よく言われること当サイトの見解
精度が高い数値は出しません。 当サイトの検証では、固有名詞と金額は正確でしたが、アルファベットの略語は音声によって結果が割れました(検証結果)
話者の識別が便利機能があることは公式サイトで確認できます。精度は未確認です
無料枠が少ない月120分という上限は事実です。 1回あたりの制限は、当サイトの検証では当たりませんでした
料金表示が分かりにくいその面はあります。年間割引後の月額が大きく表示される作りです

一般論として、文字起こしの精度はツールの差より録音環境の差のほうが大きく出ます。 マイクを話者に近づける、同時に話さない、固有名詞を先に共有する。この3つのほうが結果への影響は大きくなります。

当サイトで実際に試した結果

公式の記載と食い違う点があったため、実際に音声をアップロードして確かめました。

試した条件

項目内容
実施日2026年9月18日
プランフリー(無料トライアルは開始していない状態)
方法台本を読み上げて録音し、ファイルをアップロード
音声A1分23秒
音声B3分17秒

結果1:3分を超える音声が最後まで変換された

音声B(3分17秒)は、冒頭から最後の一文まで文字になりました。 途中で切れていません。

Nottaの文字起こし結果。話者1のラベルとタイムスタンプ付きで本文が表示され、再生バーに3分16秒と出ている

音声Bの文字起こし結果(2026年9月18日・フリープラン)。Notta上では長さが3分16秒と表示されました(手元の録音アプリでは3分17秒)。

消費された時間からも裏が取れました。公式ヘルプには「分単位で切り上げ」と記載があります(例:15分13秒 → 16分)。

音声長さ切り上げ後
A1分23秒2分
B3分17秒4分
合計6分

管理画面の表示は「使用済み 6分 / 120分」でした。計算どおりです。 3分で打ち切られていれば、合計は5分になっていたはずです。

Nottaのホーム画面。音声Aと音声Bをアップロードしたあと、右側に使用済み6分/120分と出ている

2本をアップロードしたあとの管理画面。右側に「使用済み:6分 / 120分」と表示されています。

⚠️ 繰り返しますが、これは1度検証した際の結果です。 料金ページには「1回につき3分まで」という記載が残っており、今後も同様な結果となる保証はありません。 無料で試せるので、ご自身のファイルで確認することをおすすめします。

結果2:固有名詞やアルファベットの略語は正確だった

台本には、誤変換しやすい語をあらかじめ仕込んでおきました。同じ台本を2本の音声で試した結果です。

仕込んだ語音声A(1分23秒)音声B(3分17秒)
SaaS / KPI / CTO正しく変換正しく変換
RFP正しく変換⚠️ 「RFT」に誤変換
社名(会議ノート運営)正しく変換正しく変換
人名(佐藤/購買部の田中)正しく変換正しく変換
金額(百二十三万四千五百六十円)正しく変換正しく変換
日付(九月三十日/十月一日)正しく変換正しく変換

注目したいのは「RFP」です。 同じ語が、音声Aでは正しく、音声Bでは「RFT」に変わりました。 読み上げた人も台本も同じです。

つまり アルファベットの略語は、毎回同じように変換されるとは限りません。 重要な略語が出てくる会議では、変換後に確認する前提で使うのが安全です。

もう1つ、音声Bでは「経費精算の締め日」が「経費締め切りの締め日」になりました。意味は通じますが、正確ではありません。

⚠️ この結果は「静かな部屋で1人が台本を読み上げた音声」でのものです。 実際の会議は声が重なり、雑音も入ります。同じ精度にはなりません。

精度の数値(◯%)は出しません。 2本の音声で結果が割れている以上、1つの数字にまとめても意味がないためです。

結果3:言い淀みもそのまま文字になった

こちらは、読者にとって実務的に重要な点です。

え、まず前回の宿題から確認します。 え、金額は税込みで、え、百二十三万四千五百六十円でした。 一つ目、見積書の追いかけは佐藤さんが担当し、え、九月三十日までに先方へ連絡、え、すいません。確認の連絡を入れる。

「え、」や言い直しが、そのまま残ります。 話した内容を忠実に写しているためで、不具合ではありません。

つまりそのまま配布できる議事録にはなりません。 当サイトが各記事で「AIに任せられるのは下書きまで」と書いてきたのは、この点です。実際に確かめて、そのとおりでした。

検証できていないこと

次の点は確かめられていません。

  • 話者の分離(1人で読み上げたため、検証できていません)
  • 雑音がある環境での精度
  • 月120分を使い切ったときの挙動

Nottaが向いている人・向いていない人

向いている人

  • 対面の会議を、誰の発言かも分けて残したい(会議ツールの文字起こし機能が使えない場面)
  • 毎週の会議を議事録にまとめている(月120分を超える人)
  • Zoom・Teams・Google Meetの会議もまとめて記録したい(連携できます。ただし会議ツールの標準機能で十分な場合もあります)
  • 要約の下書きが欲しい

向いていない人

  • 短い録音や自分用のメモが中心(無料プランで十分です。有料にする理由がありません)
  • 話者を分ける必要がない(iPhoneのボイスメモなら無料で上限もありません)
  • 音声を外部に送れない(クラウド型のため、機密性の高い会議では社内規定の確認が必要です)
  • 会社全体で導入したい(法人向けサービスのほうが適する場合があります)
  • オンライン会議だけで、会議ツールの文字起こし機能が使える(追加のツールは必要ありません)

2つ目に当てはまるなら、費用をかける必要はありません。 iPhoneをお持ちなら標準のボイスメモで完結します。手順はiPhoneのボイスメモを文字起こしする方法にまとめています。

申し込み前に確認すること

有料プランを検討する場合、次の2点を先に確認してください。

  • まず無料プランで試す。 自分の会議の音声がどの程度きれいに取れるか、1回あたりの長さが通るかを確認できます。話者の識別も無料で試せます。クレジットカードの登録は不要です
  • 年払いか月払いかを契約画面で確認する(前述のとおり表示価格は年間割引後です)

よくある質問

Nottaの読み方は?

「ノッタ」と読みます。

Nottaの無料プランはずっと使えますか

期限付きの試用ではなく、無料プランとして継続して使えます。ただし月120分の範囲内です。無料枠のリセットは、アカウント登録日の毎月同日・同時刻です(月初ではありません)。

無料プランで議事録は作れますか

月120分の範囲内であれば作れます。 ただし当サイトの検証では、言い淀みや言い直しもそのまま書き起こされました。そのまま配布できる議事録にはなりません。 議事録づくりの全体の流れは議事録をAIで自動作成する方法と手順にまとめています。

精度はどれくらいですか

数値(◯%)は出しません。 1回の検証で出せる数字ではないためです。

当サイトが試した範囲では、金額・日付・人名は2本とも正しく変換されました。一方で同じ「RFP」が、片方の音声では「RFT」に誤変換されました。⚠️ これは静かな部屋で1人が台本を読み上げた音声での結果です。実際の会議は声が重なるため、同じ精度にはなりません。

無料プランで自分の音声を試すのが、もっとも確実な判断方法です。

他のツールと比べてどうですか

用途によります。無料で上限なく使いたいならiPhoneのボイスメモ、会社として導入するなら法人向けサービスが選択肢になります。比較はAI文字起こしツールおすすめ比較にまとめました。

解約はできますか

契約プランごとに条件が異なります。契約前に解約条件を公式サイトで確認してください。 とくに年払いは、途中で使わなくなったときの負担が大きくなります。

Nottaか他のツールかで迷うなら

Nottaを選ぶか、ボイスメモなど無料の方法で済ませるかを決めきれないときは、用途別の選び方を1本にまとめた記事が役に立ちます。4つの質問に答えると、自分に合うツールが分かる図を載せました。

→ AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】

まとめ

  • 無料プランで確実な上限は「月120分」
  • ⚠️ 料金ページの「1回3分」は、当サイトが検証した際には当たらなかった(3分17秒が最後まで変換された。今後も同様な結果となる保証はありません)
  • 話者の識別は無料でも使える(無料で使えるツールは少ない)
  • 無料と有料の違いは、月の合計(120分と1,800分)と、文字起こしのダウンロード・テキストの翻訳が使えるか
  • Web会議の文字起こし(Notta Bot)は無料でも使える
  • 表示価格は年間プラン・40%割引後の月あたり。月払いは別価格
  • 月120分に収まるなら無料で十分です。有料にする理由はありません
  • 検証で分かったこと:言い淀みもそのまま文字になる。そのまま配布できる議事録にはならない
  • 検証で分かったこと:アルファベットの略語は音声によって結果が割れた(RFP→RFT)。重要な略語は確認が必要

料金と仕様は2026年10月31日時点、実機での検証は2026年9月18日に行った内容です。料金と仕様は変動しますので、契約前に公式サイトでご確認ください。