会議ノートAI文字起こし・議事録ツールの実践ガイド

CLOVA Noteの代わりは?終了後も無料で文字起こしを続ける方法【後継AiNote・Nottaほか】

公開日:2026年9月11日 最終更新:2026年10月17日 料金の確認日:2026年9月28日 ※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

結論:CLOVA Noteは終了。でも無料で続ける方法はあります

⚠️ CLOVA Note βは2025年7月31日にサービスを終了しました。 現在は使えません。「無料で高精度」として紹介している記事が今も多数残っていますが、その前提はすでに成立していません。

では無料で続けられないのかというと、そうではありません。やりたいことを1つに絞れば、いまも無料で十分です。

あなたがやりたいこと無料の移行先上限
長い録音を文字にしたいiPhoneのボイスメモ上限なし(iPhone 12以降)
CLOVA Noteに近い使い方を続けたい(話者の分離つき)後継のLINE WORKS AiNote(フリープラン)月300分・1回60分まで(学習利用あり)
誰の発言かを分けたいNottaの無料プラン月120分まで
その場で話して文字にしたいGoogleドキュメント音声入力上限なし
長い音声を自分で処理したいWhisper(パソコンで動かす)上限なし(技術的な手順が必要)

このうちどれか1つで済むなら、費用はかかりません。

そもそもCLOVA Noteに何が起きたのか

CLOVA Note βは、LINEヤフーが提供していた文字起こしサービスです。無料で使えて、話者の識別にも対応している点が評価され、広く紹介されていました。

2025年7月31日にβサービスが終了し、後継は LINE WORKS AiNote になりました。後継にも無料のフリープランがあります(2026年9月28日時点の公式サイト)。

LINE WORKS AiNote フリーソロ(個人向け・有料)
料金0円月額1,440円(年額契約・税抜)
文字起こし月300分・1回60分まで月600分・1回180分まで
話者の分離できるできる
入力した内容の学習利用⚠️ ありなし
データの保管1年3年
使い方iOS・Android・Web(LINE WORKSの開設が必要)同左

CLOVA Noteと同じように「話者を分けて、ある程度長い録音を無料で」使いたいなら、まず後継のフリープランが候補です。 1回60分・月300分まで、話者の分離つきで使えます。

⚠️ ただし、フリープランでは入力した内容がAIの学習に使われます(公式に「学習利用あり」と明記)。学習に使われないのは有料プランだけです。社外秘の会議や、取引先の発言を含む録音には向きません。社内のルールを先に確認してください。また、利用にはLINE WORKSの開設が必要です(個人でも開設できます)。

学習利用が気になる場合や、アカウントを増やしたくない場合は、次の方法に分けて使うのが安全です。

無料の移行先1:長い録音なら iPhoneのボイスメモ

iPhoneをお持ちなら、これが最も手軽です。

  • 費用がかからず、上限もありません
  • iPhone 12以降が条件です
  • 話者の分離と要約はできません

CLOVA Noteで「長い会議を文字にする」使い方をしていたなら、まずここを試してください。 長さの制約がない点では、CLOVA Noteより自由です。

無料の移行先2:話者を分けたいなら Nottaの無料プラン

CLOVA Noteが評価されていた理由のひとつが話者の識別でした。ここを引き継げるのがNottaです。

項目Nottaの無料プラン
月の合計120分
1回あたり公式には3分までと記載
ファイルの取り込み50個/月
AI要約10回/月
話者の識別使える

無料で話者を分けられるツールは多くありません。 後継のAiNoteのフリープランと並ぶ、数少ない選択肢です。AiNoteと違い、LINE WORKSの開設は必要ありません。

ただし公式には1回3分までと記載があります。

⚠️ 料金ページには「1回につき3分まで」という記載もありますが、当サイトが検証した際は、3分17秒の音声が最後まで変換されました。今後も同様な結果となる保証はありません。 無料で試せるので、ご自身のファイルで確認してください(検証の詳細)。短い打ち合わせやインタビューが中心なら、これで十分です。 この無料プランは登録すればすぐ試せます。 自分の音声がどの程度きれいに取れるかは、無料の範囲で確認できます。

無料の移行先3:その場で話すだけなら Googleドキュメント

録音は要らず、話した内容をその場で文字にしたいだけなら、Googleドキュメントの音声入力が使えます。完全無料で上限もありません。

ただし録音済みのファイルは扱えません。 ブラウザはChrome・Edge・Safariの最新版で使えます。メモや下書きの用途なら十分です。

無料の移行先4:長い音声を自分で処理するなら Whisper

長い音声を、無料で、外部に送らずに処理したい場合はこれです。

Whisperは、OpenAIが公開している音声認識のしくみです。自分のパソコンで動かすかぎり費用も長さの制限もありません。 社外秘の音声も外部に出さずに済みます。

その代わり導入に技術的な手順が必要で、話者の分離は標準では対応していません。

無料で埋まる範囲と、条件つきで埋まる範囲

CLOVA Noteが担っていた領域は、ほぼ無料で埋まります。ただし1つだけ、条件つきです。

やりたいこと無料でできるか
長い録音を文字にするできる(ボイスメモ/Whisper)
話者を分けるできる(Nottaの無料プラン・月120分まで/AiNoteのフリープラン・月300分まで)
その場で文字にするできる(Googleドキュメント)
30分〜1時間の会議+話者の分離条件つきでできる(AiNoteのフリープラン。入力した内容が学習に使われる)

「30分〜1時間の会議を、話者つきで文字にする」使い方は、AiNoteのフリープランなら無料で続けられます。 ただし、入力した内容がAIの学習に使われることを受け入れられる場合に限ります。学習利用を避けたいなら、無料では埋まりません。ここがCLOVA Noteの終了で変わった部分です。

名乗るルールと録音の分け方で、無料枠を持たせる

有料に移る前に、試せることがあります。

  • 発言する前に名乗るルールにする(話者の自動分離が必要なくなります)
  • 議題ごとに録音を分ける(月120分の配分を管理しやすくなります)
  • 雑談と待機時間を削ってから通す

名乗る運用が根づいている会議なら、無料の範囲で十分に回ります。具体的なやり方は大人数の会議を録音して文字起こしする方法にまとめました。

毎週の長い会議なら、有料の移行先も

工夫しても足りない、つまり毎週、長い会議を、話者つきで、手軽に記録したいという段階になったら、有料プランが現実的です。

Nottaの有料プランでは月の合計が120分から1,800分に増えます。会議の音声をそのまま投げられるようになる、という違いです。

無料プレミアム(年間14,220円/月あたり1,185円)
月の合計120分1,800分
1回あたり(公式の記載)3分5時間
AI要約10回/月100回/月

⚠️ プレミアムプランの「月額1,185円」は、年間プランを40%割引で契約したときの月あたりの表示です。実際の請求は総額14,220円(税込)の12ヶ月分一括払いで、毎月1,185円ずつ引き落とされるわけではありません。月払いを選ぶこともできますが、その場合は別価格になります。年払いにする前に、月払いで試すのが安全です。

なお、個人で使うなら後継のAiNoteのソロプラン(月額1,440円〜・年額契約・税抜。月600分・1回180分)も選択肢です。会社として全社に導入するならチームプラン(月額19,800円〜・年額契約・税抜)があります。利用人数と、学習利用の条件を確認して判断してください。

無料プランの詳細はNottaの評判は?無料プランの限界と有料プランの違いにまとめています。

精度はどちらが高いか

当サイトでは実測していないため、順位は付けません。 各社が数値を公表していますが、確かめていない数字を当サイトの見解として書くことはしません。

一般論として、精度はサービスの差より録音環境の差のほうが大きく出ます。

  • マイクを話者に近づける
  • 同時に話さない
  • 固有名詞を冒頭で共有する

この3つのほうが、ツールを乗り換えるより結果に効きます。

古い比較記事を見分ける方法

文字起こしツールは情報の入れ替わりが速い分野です。記事を読むときは次の2点を確認してください。

  • 更新日が記載されているか(公開日だけの記事は要注意です)
  • 料金の確認日が書かれているか

書かれていない記事は、いつ時点の情報か判断できません。「無料で使える」と書かれていても、今も無料とは限りません。

よくある質問

CLOVA Noteのデータはどうなりましたか

サービス終了にともなう扱いについては、提供元の案内をご確認ください。 当サイトでは終了の事実のみをお伝えしています。

CLOVA Noteとまったく同じ条件のサービスはありますか

見当たりません。 「無料・長時間・話者の分離」を同時に満たすサービスは現在は確認できていません。用途を分けるか、一部を諦めるかの判断になります。

無料のまま使い続けられますか

用途を分ければ可能です。 長さが必要ならiPhoneのボイスメモ、話者の分離が必要ならNottaの無料枠、というように使い分けます。手間はかかりますが費用はかかりません。

Nottaの無料プランで議事録は作れますか

月120分の範囲内であれば作れます。 ただし、そのまま配布できる品質にはなりません。

無料で使えるツールをまとめて知りたい

文字起こしは無料でどこまでできる?に、無料で使えるツールの上限をまとめています。

用途別に移行先を選ぶなら

CLOVA Noteの代わりを1つに絞りきれない場合は、用途別の選び方を1本にまとめた記事が役に立ちます。4つの質問に答えると、自分に合うツールが分かる図を載せました。

→ AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】

まとめ

  • ⚠️ CLOVA Note βは2025年7月31日に終了済み。比較記事の前提はもう古い
  • 後継の LINE WORKS AiNote にもフリープランがある(月300分・1回60分・話者の分離つき)。ただし入力した内容が学習に使われ、LINE WORKSの開設が必要
  • 長い録音なら iPhoneのボイスメモ(無料・上限なし)
  • 話者を分けたいなら Nottaの無料プラン(無料・月120分まで)
  • 長い音声を自分で処理するなら Whisper(無料・技術的な手順が必要)
  • 会議を話者つきで無料で続けるなら AiNoteのフリープラン。学習利用を避けたいなら、そこだけは無料では埋まらない
  • そこに当たったときだけ、有料を検討すれば十分

料金・機能は2026年9月28日に各公式サイトで確認した内容です。変更される場合があるため、契約前に公式サイトでご確認ください。