会議ノートAI文字起こし・議事録ツールの実践ガイド

文字起こしサイトは無料で使える?インストール不要の方法と注意点

公開日:2026年9月11日 最終更新:2026年9月28日 料金の確認日:2026年9月28日 ※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

結論:ブラウザだけで文字起こしは無料でできます

アプリを入れたくない、会社のパソコンでソフトを入れられない。そういう場合でも、ブラウザだけで文字起こしはできます。

無料で使える方法は、大きく2つです。

方法できること無料の上限
Googleドキュメント音声入力その場で話して文字にする上限なし・完全無料
Nottaの無料プラン録音ファイルを文字にする月120分

どちらを使うかは「録音済みのファイルがあるかどうか」だけで決まります。

  • 録音ファイルがない(これから話す)→ Googleドキュメント
  • 録音ファイルがある → Notta

それぞれの手順と、ブラウザで使う場合に必ず確認したい注意点を、以下にまとめます。

文字起こしサイトを使う前に知っておくこと

便利さの裏側に、1つだけ必ず理解しておきたい点があります。

⚠️ ブラウザで使う多くの文字起こしは、音声を事業者のサーバーに送って処理しています。 手元のパソコンの中だけで完結しているわけではありません。

確認することなぜ重要か
音声がどこに送られるか会議や商談の内容を扱うなら重要です
提供元が明示されているか責任の所在が分かるか
無料の範囲がどこまでか途中から課金になるものがあります
アカウント登録が必要か登録不要をうたうものほど提供元の確認が必要です

社外秘の内容を扱う場合は、社内ルールの確認をおすすめします。 外部に出せないなら、この記事の最後に挙げる外部に送らない方法を選んでください。

方法1:Googleドキュメントの音声入力(完全無料)

その場で話して文字にするだけなら、これが最も手軽です。

Googleドキュメント音声入力
費用完全無料
上限なし
インストール不要(ブラウザだけ)
録音済みファイル扱えない
話者の分離できない
必要なものブラウザ(Chrome・Edge・Safariの最新版)

上限がない点が最大の利点です。 何時間話しても費用はかかりません。

向いているのは次の用途です。

  • 頭の中を口述して下書きにする
  • 対面の打ち合わせで、その場でメモを取る
  • 長文の入力をキーボードの代わりに音声で行う

弱点は、録音済みのファイルを扱えないことです。「あとから録音を文字にしたい」という用途にはまったく使えません。ここを勘違いすると時間を無駄にします。

方法2:Nottaの無料プラン(録音ファイル向け)

すでに録音したファイルがあるなら、こちらです。

項目Nottaの無料プラン
月の合計120分
1回あたり公式には3分までと記載
ファイルの取り込み50個/月
AI要約10回/月
話者の識別使える
インストール不要(ブラウザで完結)

無料でも誰の発言かを分けられる点が強みです。 ブラウザから使える無料の方法で、これに対応しているものは多くありません。 また、クレジットカードの登録は不要です(料金ページに明記。2026年9月17日時点)。

この無料プランは登録すればすぐ試せます。 自分の音声がどの程度きれいに取れるかは、無料の範囲で確認できます。

手順はアップロードして待つだけです。短いインタビュー、電話メモ、1対1の打ち合わせなら、これで完結します。インタビューの録音のコツと原稿への整え方はインタビューの文字起こし(テープ起こし)を無料でする方法にまとめています。

⚠️ ただし公式には1回3分までと記載があります。

⚠️ 料金ページには「1回につき3分まで」という記載もありますが、当サイトが検証した際は、3分17秒の音声が最後まで変換されました。今後も同様な結果となる保証はありません。 無料で試せるので、ご自身のファイルで確認してください(検証の詳細)。確実な上限は月120分のほうです。

ブラウザで使うときに詰まりやすい点

実際に使い始めると、次の3点でつまずくことがあります。先に知っておくと手戻りがありません。

詰まる場面原因と対処
音声入力が反応しないマイクの使用許可がブラウザで拒否されていることが多い。サイトごとの権限設定を確認します
会社のパソコンで使えない社内のネットワーク制限でサービスに接続できない場合があります。情報システム部門に確認が必要です
アップロードが途中で止まるファイルが大きいと時間がかかります。長い音声は分割するか、不要部分を削ってから通します

2つ目は個人では解決できません。「ブラウザだから制限を受けない」とは限らない点に注意してください。逆に、自分のパソコンで動かすWhisperのような方法なら、ネットワークの制限を受けません。

外部に音声を送りたくない場合

ブラウザのサービスを使わずに済ませる方法もあります。

方法音声の送信先費用
Whisper(自分のパソコンで動かす)外部に送らない無料・上限なし
iPhoneのボイスメモ公式に記載なし無料・上限なし

社外秘の内容を扱うなら、Whisperが確実な選択肢です。 iPhoneのボイスメモの文字起こしが端末の中で処理されるかは、Appleの公式ページに記載が見当たりません(2026年9月28日時点)。

Whisperは導入に技術的な手順が必要ですが、長い音声を無料で、外部に出さずに処理できるのは大きな利点です。

Windowsのライブキャプションのように、パソコンの中だけで処理される標準機能もあります。パソコンで文字起こしする方法にまとめています。

ブラウザだけだと、長い録音で無料の壁に当たります

ブラウザだけで済ませる場合、次の条件で無料の壁に当たります。

やりたいこと無料でできるか
その場で話して文字にするできる(Googleドキュメント・上限なし)
月120分の範囲で録音を文字にするできる(Notta無料プラン)
誰の発言かを分ける月120分の範囲ならできる
長い録音+話者の分離+ブラウザだけ無料では難しい

ブラウザのまま無料で収めるコツ

  • 発言する前に名乗るルールにする(話者の自動分離が要らなくなります)
  • 議題ごとに録音を分ける(月120分の配分を管理しやすくなります)
  • 雑談と待機時間を削ってから通す
  • iPhoneで録音したものなら、ボイスメモで直接文字にする(上限なし)

これらで収まるなら、費用をかける必要はありません。

毎週使うならNottaの有料プラン

工夫しても足りない、つまり毎週、長い録音を、話者つきで、ブラウザから手軽に処理したい段階になったら、有料プランが現実的です。

Nottaの有料プランでは月の合計が120分から1,800分に増えます。ブラウザだけで完結する点はそのままで、長さの制約だけが外れます。

⚠️ プレミアムプランの「月額1,185円」は、年間プランを40%割引で契約したときの月あたりの表示です。実際の請求は総額14,220円(税込)の12ヶ月分一括払いで、毎月1,185円ずつ引き落とされるわけではありません。月払いを選ぶこともできますが、その場合は別価格になります。年払いの前に、月払いで試すほうが安全です。

⚠️ また、申し込みの経路に条件がある場合があります。 スマートフォンからの申し込みが対象外になることがあるため、契約はパソコンから行うほうが確実です。

よくある質問

登録不要で使える文字起こしサイトは安全ですか

提供元と、音声の扱いについての記載を必ず確認してください。 登録不要は手軽ですが、その分どこが運営しているか分かりにくい場合があります。会議や商談の内容を扱うなら、社内ルールの確認をおすすめします。

完全無料で長い音声を文字起こしできますか

ブラウザだけなら難しいです。iPhoneのボイスメモ(上限なし)か、パソコンでWhisperを動かす方法が現実的です。

スマートフォンのブラウザからでも使えますか

使えます。ただし有料プランを契約する場合は、申し込みの経路に条件があることがあります。 契約はパソコンから行うほうが確実です。

誰の発言かを分けられますか

Nottaは無料プランでも話者の識別が使えます(公式には1回3分までと記載)。Googleドキュメントの音声入力は対応していません。

無料で使えるツールをまとめて知りたい

文字起こしは無料でどこまでできる?に、無料で使えるツールの上限をまとめています。

ブラウザ以外の手段も検討するなら

ブラウザで足りなかった場合に備えて、用途別の選び方を1本にまとめています。4つの質問に答えると、自分に合うツールが分かる図を載せました。

→ AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】

まとめ

  • ブラウザだけで文字起こしは無料でできる
  • 選び方は 「録音済みのファイルがあるかどうか」 だけ
  • ファイルがないなら Googleドキュメント音声入力(完全無料・上限なし)
  • ファイルがあるなら Nottaの無料プラン(月120分まで・話者の分離つき)
  • ⚠️ 多くのサービスは音声を外部のサーバーに送る。社外秘なら社内ルールを確認する
  • 外部に出せないなら iPhoneのボイスメモ か Whisper(どちらも無料・上限なし)

料金・機能は2026年9月28日に各公式サイトで確認した内容です。変更される場合があるため、契約前に公式サイトでご確認ください。