会議ノートAI文字起こし・議事録ツールの実践ガイド

Googleで文字起こしする方法【無料でできる4つの手段と使い分け】

公開日:2026年9月11日 最終更新:2026年10月17日 料金の確認日:2026年9月28日 ※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

結論:話すだけならGoogleドキュメント、Pixelならレコーダー、動画ならYouTube字幕

やりたいことによって、使うGoogleのサービスが変わります。

  • その場で話して文字にするなら、Googleドキュメント音声入力です(完全無料・上限なし)
  • 録音して文字にするなら、Googleレコーダーです(Pixel 3以降のみ・無料)
  • オンライン会議を記録するなら、Google Meetの文字起こしです(無料アカウントでは使えません)
  • 動画に字幕を付けるなら、YouTubeの自動字幕です

4つは用途がまったく違います。選び方を間違えると「できない」と思い込んでしまいます。

方法何をするものか無料で使えるか
Googleドキュメント音声入力その場で話して文字にする完全無料・上限なし
Google Meet の文字起こしオンライン会議を記録する無料アカウントでは使えない
Google レコーダー(Pixel)録音して文字にする無料(Pixel 3以降のみ)
YouTube 自動字幕動画に字幕を付ける追加費用の記載なし

用途を絞れば、費用をかけずに済みます。

4つに共通する弱点が1つあります。手元にある録音済みの音声ファイルを、そのまま文字にする方法がGoogleの中には見当たりません。ここは最後に説明します。

Googleドキュメント(グーグルドキュメント)の音声入力は無料・上限なし

Googleドキュメントに、録音ファイルを自動で文字起こしする機能はありません。使えるのは、その場で話した声を文字にする音声入力だけです。録音済みのファイルを読み込ませることはできないので、ここを勘違いして時間を使う方が多い部分です。

Googleドキュメント音声入力
費用完全無料
上限なし
必要なものブラウザ(Chrome・Edge・Safariの最新版)
録音済みファイル扱えない
話者の分離できない

何時間話しても費用はかかりません。口述で下書きを作る、打ち合わせでその場のメモを取る、といった用途に向きます。

Google Meet の文字起こし(無料アカウントでは使えない)

オンライン会議の記録に使えますが、条件があります。

⚠️ 無料のGoogleアカウントでは利用できません。Business Standard 以上など、対象のプランが公式に定められています。

Google Meet 文字起こし
無料アカウント使えない
対応言語8言語(日本語を含む)
保存先主催者のGoogleドライブ「Google Meet」フォルダ
操作会議中に「Meeting tools」→「Transcribe」→「Start transcription」

会社でGoogle Workspaceを契約しているなら、追加費用なしで使えます。契約状況は社内の管理者に聞くと早いです。詳しくはGoogle Meetの文字起こし設定と使えるプランの条件にまとめています。

Google レコーダー(Pixel限定・無料)

これは「Androidアプリ」ではなく「Pixelの標準アプリ」です。Galaxy、Xperia、AQUOSでは使えません。

Google レコーダー
対象Pixel 3以降のみ
費用無料
日本語対応
話者ラベルPixel 6以降・英語のみ(日本語では区別されない)
要約Pixel 8以降(5分〜1時間の録音)

Pixelをお使いなら、これが最良の無料手段です。録音から文字起こしまで1つのアプリで完結し、Pixel 6以降なら英語に限って誰の発言かも分けられます。

文字起こしできない・文字が出ないときに確かめること

  • 端末がPixel 3以降か。Pixel以外のAndroid端末では、そもそもレコーダーが使えません

  • 録音画面で[音声]→[文字起こし]の順に選んでいるか。リアルタイムの文字起こしは、日本語に対応しています

  • 話者ラベルが出ないのは、故障とは限りません。ラベルはPixel 6以降の英語だけで、日本語では区別されません

  • 要約が出ないときは、Pixel 8以降か、録音が5分〜1時間の範囲かを見ます

  • 文字起こしの言語が、話している言語と合っているか。レコーダーアプリでユーザーアイコンをタップし、[レコーダーの設定]で文字起こしの言語を選べます。Pixel 6以降なら[言語の検出]をオンにすると、録音を始めたときに言語が自動で認識されます。1回の録音で複数の言語を話した場合は、いちばん多く話された言語で文字起こしされます

  • 録音したあとでも直せます。文字起こしをやり直したい録音をタップし、その他アイコンから[もう一度文字起こしする]を選んで言語を指定します。公式ヘルプには、やり直すときは音声ファイルがGoogleのサーバーで処理されることがある、と書かれています。社外秘の録音では、この点を踏まえて判断してください

  • 要約は、言語によってはインターネットへの接続が必要です

ここまでの手順は、Googleの公式ヘルプ(レコーダー アプリの使い方)にもとづいています(2026年10月17日確認)。これでも直らない場合の原因は、当サイトでは確認できていません。

Pixel以外の端末での選択肢はAndroidで使える無料の文字起こしアプリにまとめました。

YouTube 自動字幕(動画向け)

動画に字幕を付けたいなら、YouTubeにアップロードすると自動で字幕が生成されます。日本語にも対応し、誤っている部分を編集できます。

限定公開や非公開でアップロードすれば、一般に公開せずに字幕だけ得ることもできます。

字幕が生成されない条件が公式に明記されています。とくに冒頭で無音が長く続いている場合と、複数人が同時に話している場合は、自分で対処できます。詳しくは動画を無料で文字起こしして字幕を作る方法をご覧ください。

Googleの中で埋まらない用途

Googleのサービスを選ぶ前に、ここだけは押さえておいてください。

「手元にある録音済みの音声ファイルを文字にする」という用途を、Googleのサービスだけで満たす方法が見当たりません。

やりたいことGoogleだけでできるか
その場で話して文字にするできる(ドキュメント音声入力)
オンライン会議を記録する有料プランならできる(Meet)
録音して文字にするPixelならできる(レコーダー)
動画に字幕を付けるできる(YouTube)
手元の音声ファイルを文字にする見当たらない

「先週の会議の録音がある。これをテキストにしたい」という、もっともよくある場面で困ります。

録音ファイルはGoogle以外の無料ツールで

Googleの外に出れば、無料の方法があります。

  • iPhoneのボイスメモで録音したものなら、そのまま文字にできます(無料・上限なし)
  • Nottaの無料プランなら録音ファイルを扱えます(月120分まで・話者の識別つき)
  • Whisperを自分のパソコンで動かせば、長さの制限なく無料で処理できます(技術的な手順が必要)

ボイスメモで足りるなら、費用をかける必要はありません。手順は音声ファイルを無料で文字起こしする方法にまとめています。 この無料プランは登録すればすぐ試せます。自分の音声がどの程度きれいに取れるかは、無料の範囲で確認できます。

毎週の長い録音にはMeetかNottaの有料版

無料の範囲では足りず、毎週のように長い録音を話者つきで処理する場面が増えたら、有料プランを考える段階です。

すでにGoogle Workspaceを契約していてオンライン会議が中心なら、まずMeetの文字起こしを試してみてください。追加費用はかかりません。

対面の会議や録音ファイルが中心なら、Nottaの有料プランで月の合計が120分から1,800分に増えます。

⚠️ プレミアムプランの「月額1,185円」は、年間プランを40%割引で契約したときの月あたりの表示です。実際の請求は総額14,220円(税込)の12ヶ月分一括払いで、毎月1,185円ずつ引き落とされるわけではありません。月払いを選ぶこともできますが、その場合は別価格です。年払いにする前に、まず月払いで試してみてください。

よくある質問

Googleドキュメントで録音ファイルを文字起こしできますか

できません。その場で話す入力にのみ対応しています。録音済みのファイルを扱うには別の方法が必要です。

Googleドライブに音声を入れれば文字起こしされますか

保存するだけで自動的に文字起こしされる機能は確認できていません。Meetの文字起こしは、会議中に開始した場合に主催者のドライブへ保存されるものです。

無料のGoogleアカウントでMeetの文字起こしは使えますか

使えません。 対象となる有料プランが公式に定められています。

Googleレコーダーを普通のAndroidに入れられませんか

Pixel向けに提供されているアプリです。Pixel以外の端末での利用は想定されていません。

精度はどれくらいですか

当サイトでは実測していないため、数値は出しません。一般論として、精度はサービスの差より録音環境の差のほうが大きく出ます。

Google以外のツールも比べるなら

Googleのサービスは用途ごとに分かれていて、録音済みのファイルには向きません。Google以外も含めて使うツールを1つに絞りたい方向けに、用途別の選び方を1本にまとめています。4つの質問に答えると、自分に合うツールが分かる図を載せました。

→ AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】

まとめ

  • Googleの中に文字起こしは4つあり、用途がまったく違う
  • その場で話すだけなら、ドキュメント音声入力(完全無料・上限なし)。録音ファイルの自動文字起こしはできない
  • Meetの文字起こしは無料アカウントでは使えない
  • Googleレコーダーは Pixel 専用で、文字が出ないときはまず端末とラベルの仕様を見る
  • 動画なら、YouTubeの自動字幕(編集もできる)
  • 手元の録音ファイルを文字にする用途だけ、Googleの中に見当たらない
  • その場合も、iPhoneのボイスメモ・Notta無料枠・Whisperで無料の手がある

料金・機能は2026年9月28日に各公式サイトで確認した内容です。変更される場合があるため、契約前に公式サイトでご確認ください。