電話の文字起こしは、録音さえできれば無料でできます。iPhone・Android・固定電話ごとの録音と文字にする方法、録音せずに通話中の会話を字幕で読む方法を整理し、相手への配慮など先に確認しておくことも示します。
PDFを文字起こしする方法【無料でテキストを取り出す手順】
結論:まず文字を選択できるか試す。できなければGoogleドライブで読み取る
PDFからテキストを取り出す方法は、無料で十分です。
- 文字をドラッグして選択できる → そのままコピーするだけ(ツールは不要)
- 選択できない(画像になっている) → Googleドライブで読み取る(無料・日本語対応)
- スマートフォンで手早く済ませたい → LINEの文字認識(無料)
まず1つ目を試してください。 PDFを開いて文字をドラッグしてみて、青く選択できればコピーできます。 多くの人が、ここを試さずにツールを探し始めています。
⚠️ 最初に用語を整理します。「PDFの文字起こし」は、正確には文字起こしではありません。
| 何をするか | |
|---|---|
| 文字起こし | 音声を文字にする |
| OCR(文字の読み取り) | 画像やPDFの中の文字を読み取る |
PDFの場合は後者です。仕組みがまったく違うため、音声の文字起こしツールを使っても解決しません。
なぜPDFの文字がコピーできないのか
PDFには2種類あります。
| 種類 | 文字を選べるか | どうやって作られたか |
|---|---|---|
| テキストPDF | 選べる | WordやExcelから書き出した |
| 画像PDF | 選べない | 紙をスキャンした/写真を貼った |
スキャンした書類やFAXは、中身が「画像」です。 人の目には文字に見えますが、パソコンから見るとただの絵なので、選択もコピーもできません。
この場合にだけOCRが必要になります。
方法1:Googleドライブで読み取る(無料)
もっとも手軽で、日本語にも対応しています。
手順
- PDFをGoogleドライブにアップロードする
- ファイルを右クリックする
- 「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選ぶ
- 読み取られたテキストが表示される
これだけです。 追加のソフトも費用も必要ありません。
制限と注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応形式 | PDF(複数ページ可)/ .jpeg / .png / .gif |
| ⚠️ ファイルサイズ | 2MB以下 |
| 対応言語 | 日本語を含む |
⚠️ 2MBを超えるファイルは扱えません。 スキャンした書類は簡単に2MBを超えるので、ここで止まる人が多い部分です。ページを分割するか、解像度を下げて保存し直してください。
読み取れないときの原因
公式に、精度が落ちる条件が明記されています。心当たりがないか確認してください。
- 文字の高さが10ピクセル未満(文字が小さすぎる)
- 解像度が低い
- 向きが正しくない(横向き・逆さま)
- 明るさが不均一、コントラストが不明瞭
さらに、リスト・表・列組み・脚注・巻末の注は検出されない可能性があると公式に書かれています。
つまり、表が多い資料はきれいに取り出せません。 表組みの資料をOCRにかけて崩れるのは、仕様どおりの動作です。ここを知らないと「失敗した」と思ってやり直しを繰り返すことになります。
方法2:スマートフォンで手早く済ませる
PDFを開いて画面を撮り、LINEの文字認識にかける方法があります。
- PDFを画面に表示してスクリーンショットを撮る
- LINEで画像を選び [A]マークをタップ
- 指で文章をなぞって選択し、コピーする
必要な部分だけを取り出したいときに向きます。1ページ全体ではなく「この段落だけ」という場面では、こちらのほうが速く終わります。
くわしくはLINEで文字起こしする方法にまとめています。
うまくいかないときの対処
上から順に試してください。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 文字が選択できない | 画像PDFです。OCRが必要です |
| 2MBを超える | ページを分割する/解像度を下げて保存し直す |
| 文字化けする | 向きを直す/明るい状態でスキャンし直す |
| 表が崩れる | 仕様です。 表は検出されない可能性があると公式に明記 |
| 一部しか読めない | 該当ページだけ切り出して再度試す |
もっとも効果があるのは、元の資料をきれいにスキャンし直すことです。傾きと明るさを直すだけで結果が変わります。
毎日の大量処理や表の再現では、無料では不便になります
PDFからテキストを取り出す用途では、無料では不十分なケースはほとんどありません。
| やりたいこと | 無料でできるか |
|---|---|
| テキストPDFからコピーする | できる(ツール不要) |
| 画像PDFを読み取る | できる(Googleドライブ・2MB以下) |
| 必要な部分だけ取り出す | できる(LINEの文字認識) |
| 大量のPDFを毎日処理する | 手作業では現実的でない |
| 表組みを正確に再現する | 無料でも有料でも難しい |
必要なページだけ分けて処理する
- まず文字を選択できるか試す(ここで解決することが多い)
- 2MBを超えるなら分割する
- 必要なページだけ処理する(全部をかける必要はありません)
- 表は手入力に切り替える(OCRで直すより速い場合があります)
月に数件の処理なら、この工夫と無料の方法だけで完結します。
音声の文字起こしをお探しの場合
「文字起こし」で検索してこのページに来た方へ。 音声をテキストにしたいのであれば、必要な方法はまったく別です。
- 録音した音声をテキストにする → 音声を文字起こしする方法
- 無料でどこまでできるか → 文字起こしは無料でどこまでできる?
PDFのOCRと音声の文字起こしは、同じツールでは処理できません。 お探しのものを確認してから進めてください。
よくある質問
無料でPDFをテキストにできますか
できます。 Googleドライブで開くだけです。追加のソフトも費用も必要ありません。
ファイルサイズの2MBを超えてしまいます
ページを分割するか、解像度を下げて保存し直してください。 必要なページだけ切り出すのが早い方法です。
表がうまく取り出せません
公式に「表は検出されない可能性がある」と明記されています。 仕様上の制約なので、表の部分は手入力するほうが確実です。
手書きの文字も読み取れますか
公式に明記がないため、当サイトでは断定しません。 一般に、印刷された文字より難しくなります。
スマートフォンだけで完結しますか
LINEの文字認識を使えばできます(画像を[A]マークで読み取る)。Googleドライブの文字の読み取りは、公式の手順がパソコンで行う前提で書かれています。
あとで音声の文字起こしが必要になったとき
音声の文字起こしが必要になったときのために、用途別の選び方を1本にまとめています。
→ AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】
まとめ
- ⚠️ PDFの場合はOCR(文字の読み取り)。音声の文字起こしとは別物
- まず文字を選択できるか試す。 選べるならコピーするだけ
- 選べないなら Googleドライブで開く(無料・日本語対応)
- ⚠️ 2MB以下という制限がある。超えるなら分割する
- ⚠️ 表・リスト・脚注は検出されない可能性がある(公式に明記)
- 一部だけなら LINEの文字認識が速い
料金・機能は2026年9月28日に各公式サイトで確認した内容です。