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PDFを文字起こしする方法【無料でテキストを取り出す手順】

公開日:2026年9月17日 最終更新:2026年9月28日 料金の確認日:2026年9月28日

結論:まず文字を選択できるか試す。できなければGoogleドライブで読み取る

PDFからテキストを取り出す方法は、無料で十分です。

  • 文字をドラッグして選択できる → そのままコピーするだけ(ツールは不要)
  • 選択できない(画像になっている) → Googleドライブで読み取る(無料・日本語対応)
  • スマートフォンで手早く済ませたい → LINEの文字認識(無料)

まず1つ目を試してください。 PDFを開いて文字をドラッグしてみて、青く選択できればコピーできます。 多くの人が、ここを試さずにツールを探し始めています。

⚠️ 最初に用語を整理します。「PDFの文字起こし」は、正確には文字起こしではありません。

何をするか
文字起こし音声を文字にする
OCR(文字の読み取り)画像やPDFの中の文字を読み取る

PDFの場合は後者です。仕組みがまったく違うため、音声の文字起こしツールを使っても解決しません。

なぜPDFの文字がコピーできないのか

PDFには2種類あります。

種類文字を選べるかどうやって作られたか
テキストPDF選べるWordやExcelから書き出した
画像PDF選べない紙をスキャンした/写真を貼った

スキャンした書類やFAXは、中身が「画像」です。 人の目には文字に見えますが、パソコンから見るとただの絵なので、選択もコピーもできません。

この場合にだけOCRが必要になります。

方法1:Googleドライブで読み取る(無料)

もっとも手軽で、日本語にも対応しています。

手順

  1. PDFをGoogleドライブにアップロードする
  2. ファイルを右クリックする
  3. 「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選ぶ
  4. 読み取られたテキストが表示される

これだけです。 追加のソフトも費用も必要ありません。

制限と注意点

項目内容
対応形式PDF(複数ページ可)/ .jpeg / .png / .gif
⚠️ ファイルサイズ2MB以下
対応言語日本語を含む

⚠️ 2MBを超えるファイルは扱えません。 スキャンした書類は簡単に2MBを超えるので、ここで止まる人が多い部分です。ページを分割するか、解像度を下げて保存し直してください。

読み取れないときの原因

公式に、精度が落ちる条件が明記されています。心当たりがないか確認してください。

  • 文字の高さが10ピクセル未満(文字が小さすぎる)
  • 解像度が低い
  • 向きが正しくない(横向き・逆さま)
  • 明るさが不均一、コントラストが不明瞭

さらに、リスト・表・列組み・脚注・巻末の注は検出されない可能性があると公式に書かれています。

つまり、表が多い資料はきれいに取り出せません。 表組みの資料をOCRにかけて崩れるのは、仕様どおりの動作です。ここを知らないと「失敗した」と思ってやり直しを繰り返すことになります。

方法2:スマートフォンで手早く済ませる

PDFを開いて画面を撮り、LINEの文字認識にかける方法があります。

  1. PDFを画面に表示してスクリーンショットを撮る
  2. LINEで画像を選び [A]マークをタップ
  3. 指で文章をなぞって選択し、コピーする

必要な部分だけを取り出したいときに向きます。1ページ全体ではなく「この段落だけ」という場面では、こちらのほうが速く終わります。

くわしくはLINEで文字起こしする方法にまとめています。

うまくいかないときの対処

上から順に試してください。

症状対処
文字が選択できない画像PDFです。OCRが必要です
2MBを超えるページを分割する/解像度を下げて保存し直す
文字化けする向きを直す/明るい状態でスキャンし直す
表が崩れる仕様です。 表は検出されない可能性があると公式に明記
一部しか読めない該当ページだけ切り出して再度試す

もっとも効果があるのは、元の資料をきれいにスキャンし直すことです。傾きと明るさを直すだけで結果が変わります。

毎日の大量処理や表の再現では、無料では不便になります

PDFからテキストを取り出す用途では、無料では不十分なケースはほとんどありません。

やりたいこと無料でできるか
テキストPDFからコピーするできる(ツール不要)
画像PDFを読み取るできる(Googleドライブ・2MB以下)
必要な部分だけ取り出すできる(LINEの文字認識)
大量のPDFを毎日処理する手作業では現実的でない
表組みを正確に再現する無料でも有料でも難しい

必要なページだけ分けて処理する

  • まず文字を選択できるか試す(ここで解決することが多い)
  • 2MBを超えるなら分割する
  • 必要なページだけ処理する(全部をかける必要はありません)
  • 表は手入力に切り替える(OCRで直すより速い場合があります)

月に数件の処理なら、この工夫と無料の方法だけで完結します。

音声の文字起こしをお探しの場合

「文字起こし」で検索してこのページに来た方へ。 音声をテキストにしたいのであれば、必要な方法はまったく別です。

PDFのOCRと音声の文字起こしは、同じツールでは処理できません。 お探しのものを確認してから進めてください。

よくある質問

無料でPDFをテキストにできますか

できます。 Googleドライブで開くだけです。追加のソフトも費用も必要ありません。

ファイルサイズの2MBを超えてしまいます

ページを分割するか、解像度を下げて保存し直してください。 必要なページだけ切り出すのが早い方法です。

表がうまく取り出せません

公式に「表は検出されない可能性がある」と明記されています。 仕様上の制約なので、表の部分は手入力するほうが確実です。

手書きの文字も読み取れますか

公式に明記がないため、当サイトでは断定しません。 一般に、印刷された文字より難しくなります。

スマートフォンだけで完結しますか

LINEの文字認識を使えばできます(画像を[A]マークで読み取る)。Googleドライブの文字の読み取りは、公式の手順がパソコンで行う前提で書かれています。

あとで音声の文字起こしが必要になったとき

音声の文字起こしが必要になったときのために、用途別の選び方を1本にまとめています。

→ AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】

まとめ

  • ⚠️ PDFの場合はOCR(文字の読み取り)。音声の文字起こしとは別物
  • まず文字を選択できるか試す。 選べるならコピーするだけ
  • 選べないなら Googleドライブで開く(無料・日本語対応)
  • ⚠️ 2MB以下という制限がある。超えるなら分割する
  • ⚠️ 表・リスト・脚注は検出されない可能性がある(公式に明記)
  • 一部だけなら LINEの文字認識が速い

料金・機能は2026年9月28日に各公式サイトで確認した内容です。