電話の文字起こしは、録音さえできれば無料でできます。iPhone・Android・固定電話ごとの録音と文字にする方法、録音せずに通話中の会話を字幕で読む方法を整理し、相手への配慮など先に確認しておくことも示します。
画像の文字起こし(テキスト化)|無料でできる方法(iPhone・Android・パソコン・手書き)
結論:画像の文字起こしは無料でできます。スマホは標準機能、パソコンはGoogleドライブ
写真やスクリーンショットに写っている文字は、無料でコピーできるテキストにできます。 追加のアプリも費用もいりません。この仕組みをOCR(文字認識)と呼びます。
使うものは、状況ごとに次のとおりです。
| こんなとき | 使うもの |
|---|---|
| iPhone・iPadで撮った写真 | 写真アプリのテキスト認識表示 |
| Androidで撮った写真 | Googleレンズ |
| パソコンで、日本語を確実に読み取りたい | Googleドライブ |
| 手書きのメモ | Googleレンズ |
迷ったら、スマホならその場で標準機能、パソコンならGoogleドライブと覚えておけば十分です。
なお、録音した音声をテキストにしたい方は、方法がまったく違います。後半の案内に進んでください。
iPhone・iPadの手順(テキスト認識表示)
Appleの標準機能で、無料です。日本語にも公式に対応しています。
- 写真アプリで、文字の写った写真を開く
- 右下の「テキスト認識表示」ボタンをタップする
- 文字を選んで、コピーや翻訳などを選ぶ
カメラアプリを文字に向けて、同じボタンをタップする方法もあります。撮影せずにその場で読み取れます。
対応機種は、iOS 15以降を搭載したiPhone XS・iPhone XR以降です。iPadはiPadOS 15.1以降の一部のモデルで、くわしくはAppleの公式ヘルプで確認できます。
ボタンが出ないときは、設定 → 一般 → 言語と地域で「テキスト認識表示」がオンになっているか確認してください。
Androidの手順(Googleレンズ)
Googleの無料の機能です。 Googleフォト、または一部のAndroidスマホのGoogleアプリから使えます。
- 写真を選ぶ
- その他アイコンから「Googleレンズ」をタップする
- コピーしたい文字をタップして選ぶ
読み取った文字は、そのまま翻訳することもできます。
iPhoneでも、GoogleフォトかGoogleアプリから使えます。(iPhoneのカメラアプリからは使えません)
LINEで受け取った写真なら:LINEの文字認識
LINEにも、写真の文字を読み取る機能があります。無料です。
- LINEで写真を選び、[A]マークをタップする
- 指で文章をなぞって選択する
- コピー・翻訳・転送ができる
くわしくはLINEで文字起こしする方法【画像はできる・ボイスメッセージ(ボイメ)は?】にまとめています。
パソコンで画像の文字起こしをする方法
いちばん確実なのはGoogleドライブ
パソコンで日本語を読み取るなら、Googleドライブがいちばん確実です。 日本語に公式に対応していて、WindowsでもMacでも同じ手順で使えます。無料です。
- 写真をGoogleドライブにアップロードする
- ファイルを右クリックする
- 「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選ぶ
文字がGoogleドキュメントに書き出されるので、そのまま編集やコピーができます。何枚もあるときも、この方法でまとめて進められます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応形式 | PDF(複数ページ可)/ .jpeg / .png / .gif |
| ⚠️ ファイルサイズ | 2MB以下 |
| 対応言語 | 日本語を含む |
PDFの場合はPDFを文字起こしする方法【無料でテキストを取り出す手順】、Googleの他の方法はGoogleで文字起こしする方法【無料でできる4つの手段と使い分け】にまとめています。
Mac:プレビュー・写真アプリ
Macの標準アプリで、無料です。
- プレビュー:写真を開き、文字の上をドラッグして選ぶ。Controlキーを押しながらクリックすると、コピーや翻訳が選べます。選べないときは「ツール」→「テキスト選択」をオンにします
- 写真:写真を選び、文字の上でControlキーを押しながらクリック →「テキストをコピー」
Appleの公式の言語一覧(Mac版)には日本語が載っていません。ただ、当サイトのMac(macOS 15)で、この機能と同じ仕組みを使って日本語の画像を読み取ったところ、3行の文章がほぼ正確に読み取れました。 読み落としは「担当」が「担」になった1か所でした。
Windows:切り取りツール
Windowsの切り取りツール(Snipping Tool)にも、文字を読み取る「テキスト アクション」があります。無料です。
- 画面を切り取る
- 「テキスト アクション」を選ぶ
- 文字を選んでコピーする。または「すべてのテキストをコピー」を選ぶ
読み取りはパソコンの中だけで行われる、と公式に書かれています。ただし日本語に対応するかは公式に書かれておらず、当サイトでも試せていません。日本語の書類なら、Googleドライブを使うほうが確実です。
手書きの文字を文字起こしするなら:Googleレンズ
手書きのメモを読み取れると公式に案内しているのは、Googleレンズです。 Googleの日本版の公式ブログ(2020年5月)で、手書きのメモや書類の文字をスマホで読み取ってコピーできると紹介されています。
使い方は、上の「Androidの手順」と同じです。iPhoneでもGoogleアプリから使えます。
ほかの機能(iPhoneのテキスト認識表示・Googleドライブなど)は、手書きについて公式に書かれていません。手書きで読み取れなかったときは、Googleレンズを試してください。
きれいに読み取るための撮り方
Googleドライブの公式ヘルプには、読み取りの精度が落ちる条件が書かれています。撮り直すときの目安になります。
- 文字が小さすぎる(高さ10ピクセル未満)
- ぼやけている・解像度が低い
- 写真が傾いている・向きが違う
- 明るさにムラがある・文字と背景の色の差が小さい
文字を大きく、明るい場所で、まっすぐ真上から撮るのが基本です。
音声の文字起こしをお探しの場合
音声をテキストにしたいなら、この記事の方法では解決しません。 写真の文字の読み取り(OCR)と、音声の文字起こしは別の仕組みです。
- 録音した音声をテキストにする → 音声を文字起こし(テキスト化)する方法【無料でできるやり方を状況別に】
- ツール選びで迷っている → AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】
よくある質問
無料でできますか
できます。 この記事で紹介した方法は、すべて無料で使えます。
手書きの文字も読み取れますか
Googleレンズを使ってください。 手書きのメモの読み取りを公式に紹介しているのはGoogleレンズです。ただし、くせの強い字は読み取りにくくなります。
スマホで読み取った文字をパソコンに送るには?
いちばん簡単なのは、写真をGoogleドライブに入れて、パソコンで読み取る方法です。 スマホで読み取った文字を、メールやLINEで自分に送ってもかまいません。
Googleレンズには、選んだ文字をパソコンのChromeに直接送る「パソコンにコピー」という機能も、2020年の公式ブログで紹介されています。スマホとパソコンで同じGoogleアカウントにログインしておく必要があります。
日本語の書類でいちばん確実な方法は?
Googleドライブです。 日本語に公式に対応していて、パソコンでもスマホでも使えます。iPhone・iPadのテキスト認識表示も、日本語に公式に対応しています。
まとめ
- 画像の文字起こし=写真の中の文字をコピーできるテキストにすること(OCR)。 無料でできる
- iPhone・iPadは写真アプリのテキスト認識表示
- AndroidはGoogleレンズ(iPhoneでもGoogleアプリから使える)
- パソコンはGoogleドライブが確実。 Macのプレビューも日本語を読み取れた
- 手書きはGoogleレンズ
- 大きく、明るく、まっすぐ撮ると読み取りやすい
この記事は2026年11月1日時点の公式サイト情報と、当サイトでの確認結果にもとづいています。機能は変わることがあるため、使う前に各社の公式ヘルプもご確認ください。