対面の会議を録音して文字にするなら、無料で十分な人が大半です。iPhoneのボイスメモとNottaの無料枠の違い、オンライン会議との違い、有料に切り替える判断基準を各公式サイトの情報から整理しました。
Notta(ノッタ)アプリは無料でどこまで使える?使い方と無料プランの上限
無料で月120分、AI要約は月10回まで。話者の識別も使えます
Notta(ノッタ)は、無料プランでも月120分まで文字起こしができます。始めるのに費用もカード登録も必要ありません。使い方は、アップロードして待ち、結果を見るだけの3ステップです。
| 項目 | 無料プラン |
|---|---|
| 月の合計時間 | 120分 |
| 1回の長さ(ファイル取り込み) | 料金ページには「1回につき3分まで」とある(2026年10月17日にも同じ記載)。当サイトの検証では3分17秒が最後まで変換された |
| 1回の長さ(リアルタイム録音) | 最初の3分の結果のみ表示(公式ヘルプ) |
| ファイルの取り込み | 50個/月 |
| AI要約 | 10回/月 |
| リセットのタイミング | 登録日を基準に毎月(月初ではない) |
| 話者の識別 | 使える |
| 登録に必要なもの | メールアドレスだけ(クレジットカードは不要) |
⚠️ ファイル取り込みで3分を超えて変換されたのは当サイトが検証した際の結果で、今後も同様になる保証はありません(検証の詳細)。
公式の記載どおりに無料プランで確実に処理したいなら、音声を3分以内に分けてから取り込む方法があります。ファイルの取り込みは月50個までなので、短い録音なら無料の範囲に収まります。
Nottaがいちばん役に立つのは、対面の会議を、誰の発言かも分けて残したいときです。オンライン会議は、会議ツールの文字起こし機能で十分な場合があります。
この記事は、実際にアカウントを作って操作した画面で説明します。使った音声と結果は当サイトで検証したものです。
Nottaの始め方
登録する
登録方法は2通りです。
- Google / Microsoft / Apple のアカウントでログイン
- メールアドレスを入力して認証コードを受け取る
どちらでもクレジットカードの登録は求められません。料金ページにも「クレジットカードの登録不要」と明記されています。
登録後、用途や職業を聞く画面が出ますが、「スキップ」で飛ばせます。ワークスペース名は後から変更できるので、そのままで構いません。
ホーム画面でできること
ログインすると、画面の上部に主な機能が並びます。
| ボタン | 何ができるか |
|---|---|
| 録音開始 | その場で録音して文字にする |
| アップロード | 手元の音声ファイルを文字にする |
| Web会議の文字起こし | Zoom・Google Meet・Teamsなどの会議を記録する |
| URLからの文字起こし | 動画などのURLを渡す |
すでに録音したファイルがあるなら、選ぶのは「アップロード」です。ここから説明します。
音声ファイルを文字にする手順
手順1:アップロードする
「アップロード」を押すと、次の画面が出ます。

確認するのは3か所です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ファイル | 名前・容量・長さが表示されます |
| 文字起こしの言語 | 「言語を自動検出」のままで構いません |
| ⭐ 話者を自動識別 | チェックを入れておく(無料プランでも使えます) |
「話者を自動識別」は最初から入っています。複数人の会議なら、そのままで構いません。
手順2:変換が終わるのを待つ
アップロードすると、一覧に「テキスト化中」と表示されます。あとは待つだけです。

右側のパネルで使った分数を確認できます。上の画面では「使用済み:6分 / 120分」です。
消費は分単位で切り上げられます。公式ヘルプに「15分13秒の録音 → 16分としてカウント」と記載があり、短い音声を何本も通すと、思ったより早く減ります。
リセットは月初ではなく、アカウント登録日の毎月同日・同時刻です。上の画面にも次回のリセット日時が表示されています。
手順3:結果を見る
変換が終わるとノートが開きます。

画面の見方です。
| 場所 | 内容 |
|---|---|
| 左上のタブ | 文字起こしとAI要約を切り替える |
| 本文の左 | タイムスタンプ(00:02 など)と話者のラベル |
| 下部 | 再生バー。音声を聞きながら確認できる |
| 右上 | 共有・検索・ダウンロードなど |
タイムスタンプをたどれば、元の音声のその場所から再生できます。誤変換を直すときは、この機能で該当箇所を聞き直すのが早い方法です。
AI要約を使う
「AI要約」タブに切り替えると、要点をまとめたものが表示されます。無料プランでは月10回まで使えます。

見出しと箇条書きに整理されます。当サイトが試した結果では、次のようになりました。
| 結果 | |
|---|---|
| 構成 | 「案件進捗と決定事項」「共有事項・留意点」などの見出しに整理された |
| 言い淀み | ⭐ 除かれた(文字起こしに残る「え、」「すいません」が消えている) |
| 決定事項 | 担当者と期日を含めて抽出された |
| 誤変換 | そのまま引き継がれた |
要約は「読める形」にしてくれますが、元の文字起こしの誤変換は直りません。当サイトの検証では、文字起こしで「RFT」と誤変換された語が、要約にもそのまま「RFT」で入っていました。
要約を配る前に、固有名詞と数字だけは元の音声で聞き直しておくと安心です。
無料プランでできること、できないこと
上の表にない点だけ補います。ファイルの取り込みは50個/月、Web会議の連携も無料で使えます。クレジットカードは不要です。
週に30分の会議を1回記録する程度なら、無料で十分です。月4回で120分、ちょうど上限です。
翻訳や再文字起こしを行うと、同じ長さがもう一度消費されます(16分の音声を翻訳すると合計32分)。ここを知らないと、使った覚えがないのに枠が減ります。
精度について
当サイトが台本を読み上げて試した範囲では、金額・日付・人名は正確に変換されました。一方で、同じ「RFP」という略語が、片方の音声では「RFT」に誤変換されました。
静かな部屋で1人が読み上げた音声での結果です。実際の会議は声が重なるため、同じにはなりません。精度の数値(◯%)は出しません。
検証の条件と結果はNottaの評判は?に詳しくまとめています。
無料で十分なのはどこまでか
| やりたいこと | 無料でできるか |
|---|---|
| 月に2時間ほど文字起こしする | できる |
| 話者を分ける | できる |
| 会議ツールと連携する | できる |
| 月120分を超えて使う | 足りない |
| 対面の会議を、その場で録音しながら文字にする | 最初の3分まで(公式ヘルプ) |
| AI要約を月10回より多く使う | 足りない |
リアルタイム録音は、公式ヘルプに「フリープランでは、最初の3分のリアルタイム音声認識結果のみ表示されます」と明記されています。当サイトの検証は録音済みのファイルを取り込んで行ったもので、リアルタイム録音では検証していません(Nottaのヘルプ)。
要約は自分で書き、ボイスメモも併用する
- 要約はAIに任せず、決定事項と宿題だけ自分で書く(要約の回数を節約できます)
- 雑談と待機時間を削ってから通す(切り上げの分を減らせます)
- 翻訳・再文字起こしを使わない(二重に消費されます)
- 長時間の録音はiPhoneのボイスメモを使う(無料・上限なし。ただし話者の分離はできません)
これで月の範囲に収まるなら、費用をかける必要はありません。
月120分を超えるなら、プレミアムプランを検討します
月120分を超えて使うなら、有料プランが選択肢になります。プレミアムプランでは月の合計が1,800分に増えます。
⚠️ 「月額1,185円」は月あたりの表示で、実際の請求は総額14,220円(税込)の12ヶ月分一括払いです。毎月1,185円ずつ引き落とされるわけではありません。年払いの前に、月払いで試すほうが安全です。
本ページのリンクからのお申し込みは、パソコンからのお手続きが対象です。スマートフォンのアプリから申し込んだ場合は対象外になるため、パソコンから進めてください。
よくある質問
アプリとブラウザ、どちらを使えばいいですか
やることは同じです。録音をその場で取るならアプリ、手元のファイルを扱うならブラウザが扱いやすいです。有料プランに申し込む場合は、パソコンから行うほうが確実です。
登録にクレジットカードは必要ですか
不要です。料金ページに「クレジットカードの登録不要」と明記されています。
無料プランはいつリセットされますか
アカウント登録日の毎月同日・同時刻です。月初ではありません。管理画面に次回のリセット日時が表示されます。
話者の識別は無料で使えますか
使えます。アップロード画面の「話者を自動識別」にチェックが入っていれば有効です。
要約はそのまま議事録に使えますか
そのままでは使えません。言い淀みは除かれますが、文字起こしの誤変換はそのまま引き継がれます。固有名詞と数字は元の音声で聞き直してから使いましょう。
無料で使えるツールを他にも知りたい
文字起こしは無料でどこまでできる?に、無料で使えるツールの上限をまとめています。
Notta以外のアプリとも比べるなら
Nottaが合うかどうかを他の選択肢と比べたい方向けに、用途別の選び方を1本にまとめています。4つの質問に答えると、自分に合うツールが分かる図を載せました。
→ AI文字起こしツールおすすめ比較【無料で十分な人・有料が必要な人】
まとめ
- 無料プランは月120分、AI要約は月10回まで。登録はメールアドレスだけで、カードは不要
- 使い方は、アップロードして待ち、結果を見る3ステップ
- 「話者を自動識別」は無料プランでも使える
- 消費は分単位で切り上げ、リセットは登録日基準。翻訳・再文字起こしは二重に消費される
- AI要約は言い淀みを除くが、誤変換はそのまま引き継がれる
料金と仕様は2026年9月28日時点、実機での確認は2026年9月18日に行った内容です。変更される場合があるため、契約前に公式サイトでご確認ください。